PO-Linksのきまぐれブログ

気まぐれに訪問専門の義肢装具士が活動報告、情報や想いをお伝えしていきます。

日本義肢装具学会誌 Vol. 38 No. 1 2022

この度,日本義肢装具学会誌(Vol. 38 No. 1 2022)の特集に論文を掲載していただきました。 2018年から今までの活動や想いを一つの論文として綴りました。 PO-Linksの活動は普通の義肢装具士の活動の仕方と違います。 訪問を中心に活動しています。 だから…

お洒落は装具から!?

在宅でオシャレな装具を製作しました。 この装具をきっかけに、外出する機会が増えたり、リハビリに気合いが入ったり、新しいことに取り組むこと意欲に繋がったらとても嬉しいです この装具は、今までの装具とは違う仕様です。 訪問リハ・デイケアのセラピス…

ブラックジャック?

先日、尊敬する義肢装具士の先輩がこんなことを言っていました。 「俺は義肢装具士業界のブラックジャックになりたい」と… 「この中に、義肢装具士はいませんかぁ?」 「私、義肢装具士です」 と言って胸ポケットから工具を出したいそうですw 彼は、どんな時…

義肢装具士

お久しぶりです PO-Links の鈴木です 先日、友人にPO-Linksについて聞かれました。 「PO」は「義肢装具士」、「Links」は「つながる・絆・環など」を意味しています。 義肢や装具を通じて多くの方がつながり、絆を深めたいという気持ちを込めて名付けました…

クレーム…。

「PO-Linksで作った装具は修理が多い」 このようなお言葉をいただきました。 「申し訳ありません。」 多くの補装具ユーザーは自分自身で装具の管理を行なっています。 ボロボロになるまで使用し続ける。 身体に合っていなくても使用し続ける。 自分で修理し…

訪問の特権❗️

訪問をしているとお客さんの本音を聞くことがあります。 自宅だと気持ちがリラックスするのかもしれませんね! たまに、その本音には 「こういう装具が良いじゃないか?」 に繋がるヒントが隠れていることがあります。 本当の気持ちが聞ける。 訪問の特権❗️

お金の話

義肢装具士が製作する義足や装具・車イスなどは厚生労働省によって基準価格が定められています。 しかし…この基準価格には補装具のフォローアップについては記されていません。 フォローアップが必要にも関わらず。 フォローアップはボランティア活動ではで…

病院(入院)から在宅へ ②制度について

病院から在宅に戻るとき、しっかりと装具について説明を受けていますか? しっかりと説明を受けた方は多くないはず。 説明を受けたとしても難しい言葉などでチンプンカンプンだったりしますよね。 今回は、装具の制度について簡単に説明します。 個人的に、…

病院(入院)から在宅へ ①装具の目的は?

病院から在宅に戻るとき、しっかりと装具について説明を受けていますか? しっかりと説明を受けた方は多くないはず。 説明を受けたとしても難しい言葉などでチンプンカンプンだったりしますよね。 今回は、装具の使用目的について確認してみましょう。 あな…

装具の重要性を伝えたい!

夢は言えば叶う! 僕は、よく言い訳をします。 「事業始めたばかりだから・・・」 「コロナの影響で・・・」 「一人でやっているんだから・・・」 本当はわかっているんです。 とても怖いんです。 新しいことをやろうとしたときに、 「人が集まらないんじゃ…

装具の重要性を伝えたい!

夢は言えば叶う! 僕は、よく言い訳をします。 「事業始めたばかりだから・・・」 「コロナの影響で・・・」 「一人でやっているんだから・・・」 本当はわかっているんです。 とても怖いんです。 新しいことをやろうとしたときに、 「人が集まらないんじゃ…

装具の適合

今使っているその装具、製作してからどのくらい経過していますか? 装具を長く使用することは 良いこと? 悪いこと? 前回の「耐用年数」に引き続き、「装具の適合」についてです。 ICF(国際生活機能分類)の視点からも(簡単に)考察してみます。 安心した…

その装具、何年目?

今使っているその装具、製作してからどのくらい経過していますか? 装具を長く使用することは 良いこと? 悪いこと? まずは「耐用年数について」 です。 その装具を手に取って、考えてみましょう。 使用者本人だけでなく、家族やケアマネさんも一緒に考えて…

あけましておめでとうございます

今年もコロナの影響を受けるんだろーなぁ 寒波の影響で雪☃️ 今まで以上に運転気をつけなければ❗️ 「装具の調子が悪いけど、 寒いし、雪すごいし、家から出れない…」 って人はPO-Linksまで連絡下さい。 安全運転で元気に訪問します🏠 ではでは、今年もよろしく…

歳のせいだろうか

2020年新型コロナウイルスの影響で在宅ワークやWeb会議、オンライン飲み会など当たり前となった。 僕も活用しています。 そこで思うのです。 顔を合わせて対話したい

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とある情報誌に広告を載せます。 パッと見て心を掴めるキャッチフレーズは? 何か提案して下さい! https://peraichi.com/landing_pages/view/polinks2018/

地域と義肢装具士

PO-Links の鈴木は某自治会長も務めています。 義肢装具士として 地域の方々に伝えたい! と思うことが多々あります。 靴の履き方やコルセット、サポーターについて。 車椅子の使用方法や介助方法。 医療・介護・福祉との関わり方… きっと僕以外にも医療・福…

お問い合わせ

最近、厚生労働省や自治体などの行政機関に問い合わせをすることが多い。 (補装具の金額のことや法的なことやいろいろ) すると、 「他の課に問い合わせてくれ」 「市町村に聞いてくれ」 とたらい回しにされる… 結局のところ全ての課や自治体が携わっている…

しっかりやらないと!(少し怒っています)

先日、夜に義足の方から「助けて」の電話が来ました。 「(某義肢装具製作会社)で作った義足が壊れてしまった」 少しパニック状態でした。 いろいろ聞くと… おそらく、義肢装具士の整備不良です。 義足は色々なパーツが連結されています。 そのパーツを連結…

ベルト交換はその場で!!!

形あるモノいつかは・・・ 装具の修理の中で最も多い依頼が「ベルトの交換」です。 毎日、ベルトを付け外しを繰り返していれば消耗するのは当たり前ですよね。 ベルトを交換するためには3つの手順を踏みます。 ベルトの長さを計測する ベルトを作る ベルト…

装具は誰のため?

【脳卒中を発症して15年以上】 左片麻痺で写真のような立位姿勢 左肩が下がり、左手はたらーんと垂れた状態 肘は伸展したまま硬く、曲げることが困難 回内(前腕の骨を中心軸として、内側に回る動き)しています。 脱臼はしていないらしい・・・ 肩の装具を…

使用者に合わせて…靴の加工

車椅子を足で漕いで移動する方がいます。 その方の靴はキャスター(前輪)に当たってしまうため、すぐにベルトが破損してしまうことが悩みでした… 本人・介助者と相談した結果… ベルトの向きを逆にしちゃえば良いんじゃない⁉︎って事で。 before ⬇️ after こ…

なぜ、義肢装具士は在宅訪問をしないのか。

【PO-Linksの見解です】 全国で「装具難民」の問題があり、多くの義肢装具士がそれに対して取り組んでいます。 ただ、訪問を積極的に行っている会社や事業者は多くないように感じます。 その理由はなぜか・・・ 1.交通費などをサポート法制度がない・・・ …

もっともっと「義肢装具士」を伝えたい!

こんばんわ! 訪問の義肢装具士であるPO-Linksは、 多職種との連携は義肢装具を適切に使用する上で非常に重要であると感じています。 そのため、理学療法士・作業療法士などのセラピストだけでなく、介護支援専門員(ケアマネ)や社会福祉士、ヘルパーさんと…

デイサービスとご自宅

どうも訪問の義肢装具士の鈴木です。 PO-Linksの活動報告です。 午前:デイサービスでお試し用装具で評価。 午後:ご自宅で同じ装具で評価。 〜これまでの流れ〜 Aさんは15年近く同じ装具を使用しています。 その間、装具のフォローはベルト交換だけ… 今回、…

装具難民

「装具難民」という言葉を知っていますか? パシフィックサプライ株式会社さんの「装具難民を救え」を見ていただけるとよくわかると思います。 簡単に言うと、 「装具で困っている人」 義肢装具士(義肢装具のプロフェッショナル)である以上、装具のことで…

ブログ再開?!

ご無沙汰しております。 PO-Linksの鈴木です。 この半年以上 「何を書こうか」 「書きたいことはあるけれど、どのように表現したらよいのか・・・」 と言い訳を並べてサボっていました。 しかし、 とある方から「ブログを書きなさい」と指導していただきまし…

3分クッキング!~マスクの作り方~

WHOは 「せきやくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はない」 として、過度の使用を控えるように伝えている。 しかし、マスクをすると安心する。 また、気付かないうちに自分が感染していたら、 …

装具管理ノート

装具管理ノート【実用新案登録 3221655】 装具等の使用においては、装具等の経年疲労や使用者の身体の変化等の理由により、装具等の製作者である義肢装具士が定期的にそれらの適合性を確認することが望ましいことは容易に理解できると思います。 しかし、 実…

訪問する意義

ご無沙汰しております。。 PO-Linksの鈴木です。 最近、「頑張っているね。活躍しているね。」と声をかけて頂くことが多いです。 僕にとって、このような声はとても励みになり活力になります。 より一層、応援していてだけるよう努めてまいります! よろしく…