クレーム…。
「PO-Linksで作った装具は修理が多い」
このようなお言葉をいただきました。
「申し訳ありません。」
多くの補装具ユーザーは自分自身で装具の管理を行なっています。
ボロボロになるまで使用し続ける。
身体に合っていなくても使用し続ける。
自分で修理しながら使用し続ける。
装具のことで相談したいが、連携が取れない。
などと言った現状があります。
これで良いのでしょうか?
僕は良いとは思いません。
補装具はユーザーの活動・参加、健康状態に影響を与えるモノです。
身体・環境に適していない補装具を使用することでADL・QOLの低下につながってしまいます。
それを防ぐためには、専門家に見てもらう必要があると思います。
専門家に見てもらうと今まで気付かなかった不適合や破損、消耗を早期に気付くことになるでしょう。
そして、調整や修理の頻度も多くなるでしょう。
身体に合った補装具を使用することで活動的になります。その分、消耗しやすくなり修理が必要になるでしょう。
調整や修理が多くなることで、少なからずユーザーに負担を与えてしまっていることは否めません。
PO-Linksでは過剰な修理を勧めたり、同意をせずに調整や修理をすることは一切ありません。
多職種との連携・相談、本人の同意を経て修理しています。ADL・QOLの向上を目指して協働していることは理解していただけたら幸いです。
訪問の特権❗️
訪問をしているとお客さんの本音を聞くことがあります。
自宅だと気持ちがリラックスするのかもしれませんね!
たまに、その本音には
「こういう装具が良いじゃないか?」
に繋がるヒントが隠れていることがあります。
本当の気持ちが聞ける。
訪問の特権❗️
お金の話
義肢装具士が製作する義足や装具・車イスなどは厚生労働省によって基準価格が定められています。
しかし…この基準価格には補装具のフォローアップについては記されていません。
フォローアップが必要にも関わらず。
フォローアップはボランティア活動ではできません。
訪問看護・訪問リハ・訪問マッサージ・ケアマネ業務・・・など
それ相当のお金が動いています。
PO-Linksは自費でお金を頂きます。
充実したフォローアップを提供するために。
補装具の種目,購入等に要する費用の額の算定等に関する基準
https://www.mhlw.go.jp/content/000764006.pdf
病院(入院)から在宅へ ②制度について
病院から在宅に戻るとき、しっかりと装具について説明を受けていますか?
しっかりと説明を受けた方は多くないはず。
説明を受けたとしても難しい言葉などでチンプンカンプンだったりしますよね。
今回は、装具の制度について簡単に説明します。
個人的に、「制度」と聞くと頭が痛くなってしまうのですが、
みなさんはどうですか?
苦手な人も見てくれると有難いです。
目的が違えば制度も違う。
更生用装具は、すぐに作ったり修理することができません。
しかも、身体は変化しますので、
チェックもせず同じ装具を使用し続けることは
オススメできません!
つまり、定期的にチェックしましょう。
定期的なチェックはPO-Linksにお任せください!